肩こりや腰痛を予防するために、定期的な整体でのメンテナンス以外にも、セルフケアとして朝晩のストレッチを推奨しています。
実際、武蔵境整体院 BodyFlowに通われているお客さまもストレッチをしっかりやっている方ほどコンディションが良いです。
「時間がないからストレッチできてません・・・」と言う気持ちもわかりますが、ストレッチは自分の為にも絶対にサボらずやるのがいいですよ^^
ストレッチを継続して行うと筋肉が伸びやすくなってきます。
日常的にストレッチをされていれば体感的にそれを実感していると思いますが、理由を説明できる方は少ないですよね。
ですのでこの記事では、なぜストレッチをすることで筋肉が伸びるのか、そして、筋肉を伸ばすためのコツは何なのかをお話しします!
ストレッチで筋肉が伸びる理由
これは詳細に説明するとマニアックな単語が色々出てきて混乱するので、そのような単語をできるだけ省きわかりやすく端的にお話ししますね。
筋肉はタンパク質である「サルコメア」でできています。
ストレッチを定期的に継続して行うと「サルコメア」が増えます。それによって筋肉が以前と比べると伸びるようになるのです。
とてもシンプルに話しましたが、これが筋肉が伸びる理由の核となる部分です。
要はストレッチをしてタンパク質が増えた分、筋肉が伸びるということですね。
筋肉を伸ばすための大事なコツ
継続的にストレッチをすれば、筋肉が伸びるとお伝えしましたが、そのために大事なコツがあります。ここ重要です!
それは、必ず伸ばしたら20秒〜30秒維持してください。
それ未満の秒数で伸ばしても、残念ながら期待するほどの効果は出ません。
それはなぜか??
またマニアックな話になるので、シンプルにお話しします。
キーワードは「筋紡錘(きんぼうすい)」と「ゴルジ腱器官」の2つです。
筋肉には「筋紡錘(きんぼうすい)」という筋肉を守るセンサーが埋め込まれています。
これは筋肉を際限なく伸ばし続けると切れてしまって危険なので安全な段階でSTOPするシステムです。
例えば今から立った状態でつま先に触れるようにハムストリングスを伸ばしてみてください。
ある所まで来るとハムストリングが突っ張りますよね。
しかし、20秒くらいたつと筋肉がリラックスして、もう少しストレッチで伸ばせるような気がしませんか??
この最初に感じた突っ張る感じは、「筋紡錘(きんぼうすい)」が感知して、これ以上筋肉を伸ばすことをSTOPしているからです。
その後、「ゴルジ腱器官」が作動し、筋の緊張を緩和します。
20秒くらいして、筋肉が伸ばせるようなったのは、「ゴルジ腱器官」が作動したからなんですね。
「ゴルジ腱器官」が作動するまでの時間が20秒〜30秒です。
以上の理由で、ストレッチは20秒〜30秒伸ばすことが大事なのです。
ちなみに同じ箇所のストレッチを3分やっても20秒〜30秒やって得られる効果とほぼ変わらないです。なので、ストレッチは1ヶ所20秒〜30秒やって、色々な箇所を伸ばすのが良いですよ。
ぜひ整体でのメンテナンスにプラスしてストレッチを取り入れてさらに良いコンディションを作っていきましょう!
武蔵境整体院 BodyFlow
代表 玉川慧